#着物加工 |
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色染めには2種類の染め方があり釜の中に染める色を染料で作り生地を浸して染める「たき染め」と生地の両端を固定し生地を伸ばし刷毛に染料を付け生地を染める「引き染」があります。 【特徴】 単色の無地染。色帳で色の選択の他に持込み色見本でも染色が可能。色は無数に染めることができる。引き染はたき染めより価格が高い。 |
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黒染めは染料となる植物性原材料と鉄成分の反応で黒色に染まります。黒染めにたくさん種類があるのは原材料と発色の度合いが違うことと黒色の色も様々あるからです。現在では化学染料や加工技術が進歩して、より黒色に染める事ができます。 【特徴】 黒く染まった黒染めの方が価格が高いわけではない |
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絞り染めは生地を糸で絞ったり・縫ったりして絞った部分が染まらないようにして染めます。絞り方によって柄を表現したり部分的に色を変えることもあります。絞り染めは奈良時代にはすでに使用され色を染め分ける技法としては歴史が古いです。 【特徴】 全て手仕事で行われる為、生地を絞るのに時間がかかり価格も高い。 |
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ぼかし染めは色を徐々にぼかしていく染め方で1色から多色まで使いぼかしで柄を作ることもできます。着物の柄をよけてぼかし染めもできます。 【特徴】 色の強弱ができ着物の柄を活かした染めができる。 色数やぼかし方が複雑になるほど価格が高い。 |
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元柄生かし染めは着物の柄はそのまま残し着物の地色だけを染め替える染め方です。着物の地色が派手になり色を替える場合に最適な染め方です。 【特徴】 元の地色より薄い色に染めることはできない |
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機械捺染とはローラで着物を染めることを指します。染柄は小紋柄が多く、ブック見本をみて染柄を選ぶので染上がりのイメージがわきやすいです。 【特徴】 染替えをする場合に最適 |
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紋は着物にとって大変重要なものです。紋の有無しや数によって着物の格が変わります。紋は白場に黒の線で構成されており画像は丸い白い部分「(石持)コクモチと呼ぶ」に紋入れしています。染まった生地でも色を抜き紋入れすることもできます。 【使用例】 仕立てある着物の紋入れや紋を変えることも可能 |
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金彩加工は着物生地に金の箔や色を挿す加工です。着物の柄の色を変えたい場合や豪華にみせる時に使用します。着物を仕立上がった状態でも加工可能。着物以外の物にも加工できる場合もあります。 【使用例】 着物の柄の色が派手になった場合・汚れを隠す場合・柄を派手にする場合 |
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着物刺繍は様々な色糸や金糸を使い柄を表現します。刺繍には平縫い・相良縫い・菅縫い・駒取りなどの縫い方があり柄によって縫い方を使いわけます。また手刺繍と機械刺繍があり手刺繍は価格が高くなります。 【使用例】 着物の家紋を縫紋で入れる・着物の柄を際立たせる刺繍の柄を入れる。 |
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かけつぎとは穴が空いた周りの繊維と別の場所から取った共生地や繊維を織り合わせ元の生地の状態にすることです。完全に元には戻りませんが、よく見ないと直した場所がわからないほどきれいに直る場合もあります。 【かけつぎ出来る物】 >>着物・スーツ上下・ブレザー・ズボン・祭礼用品 |
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白生地や白襦袢が黄ばんでいたり汚れが付いて時間が経っている場合に漂白をすると白くなります。ただし、漂白をすると生地の風合いが悪くなる場合もあります。 【漂白が出来る生地】 >>白生地・白襦袢・白絽襦袢・麻襦袢・胴裏・比翼 |
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湯のしは蒸気をあて着物生地のシワを伸ばし巾をそろえることを指します。絹物は水に付けると縮む性質があり着物ができる最終工程で必ず湯のしをします。湯のしは機械湯のしと手湯のしの2種類あり着物の多くは機械湯のしをしますが、絞りや広巾の生地は手湯のしをします。 【使用例】 長期持っていた反物を仕立る場合・反物の巾を出す場合 |
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地入れは着物の反物に付いている糊を湯につけて落とすことを指します。織物である結城・大島・その他紬は生地を織る際に織りやすくするために糸に糊を付けます。出来上がった反物は糊が付いているため硬く地入れをして糊を落としてから仕立をします。糊はカビの原因にもなります。 【使用例】 紬を仕立てる時・生地が硬いと思われる時 |
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京洗いとは仕立上がった状態のまま揮発性の溶剤で洗うことを指します。着物全体に付いた細かいホコリや簡単な汚れを落とすことができ、
仕立上がった状態で洗う為仕立をする必要がなく経済的です。 【使用例】 >>長期保管される場合・汗をよくかいた場合など 【注意】 >>汚れのひどい物は京洗いでは落ちません |
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洗張とは仕立上がった着物・襦袢・羽織・コート・帯などを解き、つなぎ合わせて反物の状態にして水洗いすることを指します。絹は水に付けることで光沢が増し汚れもよく落ちます。 【使用例】 >>仕立直しをする場合・汚れがひどい場合など 【注意】 >>洗張出来ない物もあります |
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しみ抜きとは着用した際についた汚れを部分的にとることを指します。部分的に汚れをとる為加工価格を抑えることが出来ます 【使用例】 >>衿や袖口に付いた汚れ・食事の際に付いた汚れ 【注意】 >>古い汚れはとれません |
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変色直しとは生地の色が抜けたり変色した箇所を元の色に戻すことを指します。加工方法は周辺と同じ色になるように変色部分に色をさしていきます。 【使用例】 >>汚れを擦って生地の色が変わった場合など 【注意】 >>他の加工と併用する為、変色直しのみの加工は無し |
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カビ落としとは湿気により生地に発生したカビを取り除くことを指します。基本的には仕立のままの状態でカビ落としをすることが出来ます。 【使用例】 >>白い点がありカビ臭いにおいがする着物など >>カビがひどい場合は洗張の加工でないととれない |
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仕上とはアイロンでシワ伸ばしすることを指します。着物・襦袢・帯などに付いたシワをきれいに伸ばします。 【使用例】 >>着物のたたみシワが付いている場合 >>着用の際に付いたシワを伸ばす場合 【注意】 >>スジやきついシワを伸ばすことはできません |
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着物の仕立は寸法や柄が1枚1枚異なることや仕立直しが出来るように手縫いで仕立をします。着物は柄や生地で種類が異なりますが、基本的な形は全て同じです。細かな仕立の要望にも対応します。 【仕立種類】 >>留袖比翼付・訪問着・付下・小紋・色無地・紬 >>振袖・羽織・コート・襦袢・男着物・男羽織・男襦袢 >>宮参り着物・子供着物・ゆかた |
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帯の仕立は帯の種類によって仕立方が異なり、基本的には帯芯を入れ手縫いで仕立をします。帯の仕立直しや変わり仕立にも対応します。 【仕立種類】 >>袋帯・九寸名古屋帯・八寸名古屋帯・半巾帯・角帯 >>文化帯・子供作り帯 |
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白衣は主に神社仏閣に関わる方が装束・法衣の下に着用されることが多いです。仕立は手縫い・ミシン縫いの2種類ありますがよく着用される為ミシン縫いが好まれます。白衣の生地も取扱います。 【白衣生地】 >>綿・化繊・ウール・麻・ポリエステル綿混紡 |
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袴には行灯型・馬乗型の2種類の形があり行灯型は中に仕切りがなくスカートの様に、馬乗型は中に仕切りがありキュロットスカートの様になっています。仕立は手縫い・手縫いミシン併用ミシンがあります。袴生地も取扱います。 【袴生地】 >>仙台平・ウール・紬・化繊 |
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着物は服と違い大まかな寸法になっています。理由は着付けで最終調整して着る為です。しかし着付けで調整できないのが裄や袖丈であり身丈は合うが裄が合わない・袖丈が襦袢と合わない時などは部分的に寸法を直すだけでよい場合もあります 【寸法直し種類】 >>袖丈直し・裄直し |
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